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COFFEE HOUSE POEM それぞれのひと時を一杯の珈琲とともに…
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砂漠の国からフォフォー
もうひとつ、最近元気をもらった一冊
中川なをみ作 舟橋全二画 砂漠の国からフォフォー くもん出版 
フォフォー
主人公のあゆらは、西アフリカのニジェール共和国に幼稚園教諭として派遣されます。あたり一面の砂漠、本当に毎日40度を下らない猛暑の中での日々(もちろんエアコンはない)、教育とは鞭打って規則どおりしつけることだという幼稚園での教師たちとの葛藤、物乞いの少年との友情、次々と生まれては死んでいく赤ん坊とようやく生き延びた後につけられるその名前、、でもみんなたくましく生きていってしまうんだなあという『あゆら』のカルチャーショックのいくばくかを、読者として追体験してみる。。そして、水も食べ物も分かち合わなかればとても生きてはゆけない暮らしの中で、「支え合って生きるのが普通の社会って、すごい!」そうあゆらが日本の家族に記した巻末の一文にぐぐっときました。。
砂漠イメージ
このお話は、中川さんの娘さんの実体験をほぼそのままベースにして書かれたそうですが、この4月からキューバの空の下で新たな仕事に着任されています。元気にご活躍されることをお祈り申し上げます。

※実はもうひとりの娘さんのお話だったとのこと。勘違い!!訂正いたします。お二人揃っての活躍ということですね。
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泣いて笑ってスリランカ
ぽえむ太郎です。
今日から3月、大阪はさわやかな青空が広がっています。
風景301

「泣いて笑ってスリランカ」末広美津代著 ダイヤモンド社
さて、少し読書づいているぽえむ太郎ですが、またまた想いの深い本に出会いました。いつも楽しくお話しさせていただいているバザールス・ヴィンケルさんからご紹介いただいた本です。
泣いて笑ってスリランカ
当時20代の著者は、ある出来事がきっかけで紅茶にのめりこみ、新聞記者を辞めて単身スリランカにわたり、アポなし茶園修行を敢行。その時ふれあったスリランカの人々との縁を生かして、今は良質なスリランカ紅茶を扱う会社を営んでいます。

日本人が一番飲んでいるのはスリランカの紅茶俗に言うセイロンティ。ぽえむ太郎も、インドのダージリン地方やアッサム地方のそれぞれ個性ある素晴らしいお茶をいろいろ味わう機会をいただいてきましたが、そう言われてみると、あのどこか飲みなれた風合いはセイロンティ、、改めて関心がわいてきます。

ヌワラエリヤ、ウバハイランズ、キャンディ、ディンブラ、ルフナ、、九州ほどもない島なのに、標高差や外洋から吹き込む季節風などの影響で、全く個性の異なるお茶づくりが行われているようで、ぽえむ太郎も勉強になることがたくさんありました。

しかし、この本を読んで感動してしまうのは、次のような著者のあとがきに記された想いが一貫してつらぬかれているからです。以下少し長くなりますが、引用させていただきます。

『紅茶のことならん何でも知っている紅茶博士になるぞと思いスリランカへ旅立った私。(中略)夕方、ディンブラの下宿先では、1.5リットルもの紅茶を毎日作る。茶葉を抜いて大きめのなべに紅茶を注ぎ、冷めないように皿でふたをしておく。そして、思い思いの時間にキッチンにやってきては一息入れる。ご近所さん、友達なども入れ替わり立ち替わりその家を訪れる。そのたびに、「紅茶でも飲んで行きなよ」と声をかけて、気軽にティタイムを楽しむ。
そうなのだ。それが紅茶なのだ。紅茶を飲みながら、大切な人とゆっくりと時を刻む。なんて素敵な過ごし方だろう。紅茶は脇役でよかったのだ。気がつくまで、ずいぶんと時間がかかった。』

末広さんの会社ミツティHP http://www.rakuten.ne.jp/gold/mitsutea/
バザールスヴィンケルさんHP http://www.juno.dti.ne.jp/~winkel/

ぽえむ太郎がお届けするコーヒーも、いつもどこかで人のお役にたてるように頑張りまーす。。
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CATEGORY : 読書 |
たたかうお店のバイブル
ぽえむ太郎です。
なかなか忙しさにかまけて読書もしていませんが、今日は読書指南!の一冊をご紹介します。
たたかうお店のバイブル13冊(青田恵一著 明日香出版)
これは、日経新聞社のK氏が大阪から東京への栄転の置き土産にくださった本。

人に勧めて読書をすると、意外と自分の目線にない新鮮な情報にふれることもあり、今回も高知ー三宮間の高速バスの車内で、ふんふんと一気に13冊分の書評を走り読み!19世紀に世界初のデパート<ボン・マルシェ>を作ったブシコー夫妻から、サミットを一大スーパーチェーンに育て上げた荒井伸也氏まで、商いに通じる人はみな豊かな人間味と信念を持っていることをあらためて感じるひと時でした。
明日香出版本

著者の謝辞にK氏の名前とともに、明日香出版創業者石野氏のお名前がありましたが、ぽえむの創業者が昭和49年に出版した<実録珈琲店経営・山内豊之著 明日香出版>のあとがきにも、共に駆け出しの時代にあって、お互いが熱い志で結ばれ出版に至った経緯が述べられていました。実に同出版社2冊目の出版だったようです。事業はまさに「こころざし」と「情熱」が育てるものですね。。
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CATEGORY : 読書 |
一杯の珈琲からはじまる、くつろぎのひと時。それぞれのひと時を一杯の珈琲とともに…

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