今夜は大阪市内のとあるバールに出かけました。
オーナーはまだ20代の若者。「大阪の街中や住宅街にも、美味しい野菜が出来る畑がほんとにあるんですか?」あるときそんな話になって、ならばとなにわ野菜の水先案内人のMさんを紹介してみることにしました。「料理の仕方もわからないから教えてほしい」とMさんにあれやこれやと質問。。ここまでは前回の話。。
今夜はその彼がどんな想いで店を開いたのかを、少し訊かせてくれました。
「僕、卵と乳製品と小麦粉のアレルギーなんです。。それで、10年仕事してきました。。途中で本当やめようと思ったんですけれど、3か月でまた戻りたくなって、それ以来ずっとこの道でやろうと決めました。。パスタ、ケーキ毎日食べてます。アレルギーも出ますけれど、食べるのやめると二度と食べられなくなりそうで。。だからいい材料使わなきゃと。。僕にとって野菜は本当に大切なんです。」
彼が若くして店を開いたのには、自分のコンディショニングをするには店を持つ方が迷惑がかからないと思ったことと、同じような境遇でこの仕事をやろうとする人を応援したい気持ちもあったからだと話してくれました。
はじめて会ったときから「人の話にきちんと耳を傾ける」彼の素直さに、自分は見習いたい気持ちでした。。これからますます出来る限りの応援させていただきます。そして学ばせていただきます。


今まではエスプレッソオンリーだった彼が、アイスコーヒーをきっかけにペーパードリップにも興味を示し始めたことにちょっと期待しているところです。。