いよいよ6月が始まりました。
久しぶりの6月のコーヒー教室は昼夜2回、夜は小馬崎達也さんのギターライブも開催しますので、奮ってご参加ください!
さて、あらためてのお知らせです。昨年秋に好評だった企画の第二弾、土佐和紙のコーヒーと桐のギター二度目の競演です!
6月14日火曜 コーヒー教室&ギターライブ vol.2●昼の部 午後2時~4時 コーヒー教室 (会費1500円)
いつものコーヒー教室、今回はコーヒーゼリーやアイスコーヒーの楽しみ方も♪
ミニライブのおまけもつくかなあ?
●夜の部 午後6時~7時30分 コーヒー教室 (会費1000円)
土佐和紙を中心にしたコーヒー教室 終了後はカフェロワイヤルな?コーヒーブレイク(お茶菓子付き)。
●ライブ 午後8時~9時 桐のギターライブ(出演 小馬崎達也さん 会費1500円)
ライブのみの方も土佐和紙コーヒー(お茶菓子付き)お楽しみいただきます。
場所 ぽえむ豊中本町店 豊中市本町3-15-27 (阪急豊中駅下車徒歩5分)
事前予約受け付けております。連絡先は pc@cafe-poem.co.jp もしくは ぽえむ豊中本町店 06-6848-6127(930-1900火曜定休)まで。
小馬崎達也さんについては、こちらへ ⇒
http://www.mt8.ne.jp/~pangaea/以下昨年のイベントの様子です。。




ちなみに、昨年発売された≪月到天心≫というアルバムについて、小馬崎さんのHPより抜粋で少しご紹介させて頂きます。当日の桐のギターと遍鐘(へんしょう)の音色に想像を膨らませて頂ければと思います。
月世界の妙音との出会い
今は昔、唐の玄宗皇帝は月へ行った。銀色に輝く天空へと架かる橋を渡り、月宮殿に到り、「霓裳羽衣の曲」<げいしょうういのきょく>という美しい調べに出会った。地上に帰った玄宗は、しばしば、この曲を演奏しては彼の愛した楊貴妃に舞わせたという。かの白楽天も「長恨歌」に「漁陽の?鼓、地を動かして来たり、驚破す、霓裳羽衣の曲」とうたっている。
~中略~
このたび、小馬崎くんの新しいアルバムが出る。タイトルは「月到天心」。書き文字は昨年末に他界した亡父の書である。収録されている「晩鐘の月」は、亡父が最期の大導師をつとめた三井寺開祖・智証大師入唐求法1150年慶讃大法会のために作曲され、初公開された曲である。全編を通して聞いていると、これまで小馬崎くんが世界各地をめぐって培ってきた蓄積の到達点であり、彼が愛する世界の人々への応答でもあることが伝わってくる。そして何よりも、ぼくには三井流「聲明」との出会いをもたらした亡父へのオマージュとして響いてくる。
人は音楽なしで生きてはいけない。誰もが心のひだの隅々にまで染みとおるような音楽、愛する人への想いを伝える音楽との出会いを待っている。 静寂につつまれた夜、彼の住む八ヶ岳を望む清里高原には蒼い月の光とともに妙なる音楽が降り注ぐ。それは彼の清々しい人柄そのままのような調べである。これが小馬崎達也くんの「霓裳羽衣の曲」であるとぼくは信じて疑わない。
2010年7月27日 総本山三井寺執事長 福家俊彦
月到天心處
風来水面時
一般清意味
料得少人知
月が天の心に届くころ
風が水面(みなも)に触って吹くころ
本来は純粋に清らかに感じざるを得ないのに
それを心深く理解できる者はまだほとんどいない